八王子でねんきんづくりコンサルティングを行っている
ベターライフスクエアです。
日本の経済の先行きを知るうえで見ておいた方がいい
ものを紹介します。
日本銀行が発表する日銀短観です。
計数調査と判断調査で構成されています。
判断調査の中に
この中に業況判断というものがあります。
公表は年に4回。
に調査をします。
に公表されます。
これは、<DI>という風に呼ばれています。
企業の調査で
好況と思っている企業からさほど良くないと思っている企業を
差し引きます。
<良い-悪い>で計算をするので
悪いと思っている企業が多ければ後ろの数値が大きくなり
好況だと思っている企業が多ければ前の数値が大きくなります。
ゼロより大きければ「拡大方向」
ゼロより小さい場合は「減速方向」
と言われています。
というように、規模ごとに掲載され
全産業というものから
細かく
製造業
非製造業
不動産
小売
卸
情報通信
電気ガスなど
業種ごとに分かれています。
細かくて手間がかかるので
このDIの中の全産業で見てもいいと思うし
景気が上がる要因となる業種を自分で考えて、選んでチェックしてもいいと思います。
他にも〇〇研究所のようなところでも発表をしてくれるので(苦笑)
細かく見れない人はそれでもわかりやすいと思います。
それでも、それでも、、、、、
時間がない人は
新聞やインターネットニュースに出たときに
「今回はプラスなんだな」「今回はマイナスなんだな」というのが分かるだけでもOKです。
この日銀短観の発表があると、
金融市場に反映されやすいと
言われています。
参考までに、2017年10月発表で大企業の業況判断DIは4期連続でプラス。
つまり、過去1年を通じてプラスだったとのことです。
様々な指標を見て
自分なりに理解しやすいところを継続的に見ていると
景気はどんな状況なのか
金利はどんな状況なのか
為替はどんな状況なのか
といったことも
自分なりに理解できるようになります。
何でも構わないので
自分なりの指標を見つけて
自分なりのルールがあっても面白いかもしれません)
自分の暮らす未来を予測してみてはいかがでしょうか。