記録してみると、数字の向こう側が見えてくる
最近、あることを記録するようになりました。
記録しているのは、できたことの「範囲」です。
その日の終わりに、
どこまでできたのかを数字で残していく。
最初は、それだけのつもりでした。
どこまで進んだのかが分かればいい。
そう思っていたのですが、
何日か続けているうちに
数字とは別のことが見えてきました。
「あまり進まなかった日がある。」
それだけではなく、
「この日は、
難しくて進まなかったのかもしれない。」
「こちらの日は、
比較的スムーズだったのかもしれない。」
そんなことを考えるようになったのです。
記録していたのは、ただの数字です。
けれど、その数字を並べて眺めてみると、
自分の取り組み方や、その日の違いまで
少しずつ見えてきました。
記録というと、
結果を残すためのものだと思いがちです。
何をしたか。
どこまで進んだか。
いくつできたか。
もちろん、それも大切です。
でも、記録したものを後から見返すことで
「自分はどうだったのか」に
気づくこともあります。
以前、何かを学ぶときに、
まず地図を書くことから始めた方がよいと
気づいたことがありました。
最初から効率のよい方法を
知っていたわけではありません。
実際にやってみたからこそ、
「ここから始めた方が分かりやすい」と
気づくことができました。
ただ、やってみれば
必ず気づけるわけでもありません。
同じことをしていても
結果だけを見て終わる人もいます。
自分の行動を振り返る人もいます。
そこには、それぞれの
普段のクセもあるのだと思います。
だからこそ、ときには誰かから一言、
「そこを記録してみたら?」
「前と比べてみたら?」
「別のところから見てみたら?」
と言われるだけで、
見えるものが変わることがあります。
自分一人では
ずっと気づかなかったことに気づく。
そんな小さなきっかけが
次の行動を変えることもあります。
記録することは、
数字を残すことだけではありません。
自分では見えていなかったものを
見つけるための方法でもある。
最近、そんなことを感じています。
