八王子でねんきんづくりコンサルティングを行っている
ベターライフスクエアです。
さて、今回もつみたてNISAや確定拠出年金などを含め投資信託を買う場合、継続して見続ける場合の<指標となるもの>をご紹介したいと思います。
今回はシャープレシオです。
シャープレシオっていうとちょっとかっこいい(私だけ?)感じがします。
カタカナだし(笑)。←とても個人的な感想ですみません。。。
シャープレシオというのは
ある投資信託を買うことでどれくらい効率的にリターンを得られたのか
という比べ方で使われます。
ある投資信託をかおうと考えています。
・投資信託Aにお金を投資してみました。
1年でリターンは5%でした。
・投資信託Bにお金を投資してみました。
1年でリターンは5%でした。
あなたはどちらの投資信託を選ぶでしょうか。
同じに見えますね。。。。
でもこれにリスクのことを加えると選びやすくなります。
リスクは
お金が増えたり減ったりするバラツキのことです。
投資信託Aのリスクは10パーセント
投資信託Bのリスクは30パーセント
でした。
そうすると、
あなただったらどちらを選びますか?
・・・・・
・・・・・
・・・・・
おそらくリスクの低い投資信託Aを選びますよね。
同じようにリターンがあるように見える
投資信託を比べるには、シャープレシオが便利です。
同じリスク水準だけれどもリターンが大きい投資信託であれば、
シャープレシオは大きくなります。
リターンは同程度だったけれど、リスクが大きかった投資信託であれば、
シャープレシオは小さくなります。
つまり
効率が良い(リスクをとっているけれどその割にはリターンもあるね)
ということです。
効率が良ければシャープレシオは大きい
と覚えてください。
シャープレシオを使って比べる場合は
注意することがあります。
■同じ資産対象の投資信託であること
投資信託の中の資産構成が
例えば国内株式と国外株式の構成となっている投資信託</em>と
国内株式、国内債券、国外株式の構成となっている投資信託では
比べたとしても同じことにはなりません。
同じような資産構成の投資信託の場合に
比べる指標として利用しましょう。
■同じ期間であること
その時の経済環境や世界情勢によって投資信託の値動きも随分違っています。
1年と3年と期間が違うもので比べたり
10年と10年であっても、大きな情勢の変化が含まれているかどうかで
数値も随分違っています。
同じ時期、期間で比べられる投資信託があれば
この指標を利用してみましょう。