将来の年金づくりを
<具体化>
<仕組み化>
<投資目標づくり>でサポートする
お財布周りのアドバイザーです。
マイナス金利や世界的な金融不安でも
安心して資産形成を続けるための
サポートをしています。
ボーナスシーズンなので
キャンペーン金利を確認しますが、
昔ほど高い金利のものはないですよね。
ボーナスが出たら金利の高い定期預金を探して乗り換えていた人には
ちょっと選びにくい状況となりました。
何パーセントという言葉だけひとり歩きしているので
ちょっと高めの金利を見ると
外貨定期預金
だったりします。
金利も大切ですが
金利分の
利息を受け取る前の税金は大きい
ので、これを見て
「今のままでもいいかな」と思っていただいたり
「このリスクならOK」と思ってもらえればと考えています。
まず外貨預金。
外貨預金は日本円から外貨に換えるので
最初の契約は対象となる外貨に対して円高のほうがお得です。
それ以外に、為替を変えるのに手数料がかかります。
手数料は米ドルならば
1ドルあたり15銭から25銭は低めの手数料です。
次に定期預金。
外貨の定期預金は1年、2年や5年といった期間
外貨のまま預けていながら日本円よりも高い金利がつきます。
例えば
年1パーセントで、1米ドル100円のときに30万円を預けた
とします。
(外貨預金は預金保険対象外です)
当初の米ドルは3000米ドル
利息は税引き後(20パーセントと復興税が引かれます)23.91米ドル
ですが
1年後の払い戻し時が同じレート(100円)で
1米ドル0.5円かかるとすると
日本円に戻したら、
30万円に879円しかつかないことになります。
円で
年0.29パーセント
です。
1年定期の外貨で1パーセントといっても
為替と税金を考えると
1円円安の101円で戻ってくると
円ベースで年1.3パーセントで、
日本円で感じるキャンペーン金利年1パーセントを上回ってきます。
日本円の定期預金に比べれば高いですが
・為替の違い
・利益に対する税金となる20パーセント+復興税
この2点は大きいです。
それでも外貨定期をしたいならば
満期後に外貨の普通預金に移動しておくことで、
円安になるのを待つ
しかありません。
円安になるのを待って日本円に戻すので
マイナスにはなりませんが、
「待つ」ということはお金の運用がとまってしまっているので
1年単位の成果として、金利は下がっていくような感覚になります。
外貨預金に限らないようにして
利息に対して20パーセントが取られる金融商品であっても、
他の金融資産との損益通算が可能なタイプを選ぶのも賢明だと思います。