外貨建て保険の特長と注意点
保険料を毎月コツコツ払い、一定の期間が終わったら
解約や満期が来て払った以上に満期金や解約金が発生する生命保険。
これらは今では
ほとんど販売されない金融商品となりました。
今でも生命保険の分野では学資保険や個人年金保険には少し残っています。
しかし、以前に比べれば圧倒的に魅力が薄くなりました。
自力で貯金を強制的にできない人が頼るのは構わないと思いますが、
他の方法でも教育資金や老後資金の準備はできるため、
保険以外での準備を検討する人も年々多くなっています。
しかしながら、その中でも「外貨」の分野ではいまだに
日本人になじみやすい「何パーセント」というところに
重きを置いた提案がされていることも。
今回は外貨保険をはじめとする投資型保険に加入する場合の注意点を
まとめてご説明したいと思います。
どのタイミングで手数料がかかってくるか
外貨にする場合、日本円から外貨にすると手数料かかり
また外貨から日本円に戻すと手数料がかかります。
外貨保険などで満期になり、日本円に戻すと、保険会社の約束している手数料を差し引き
さらに、銀行振り込みに対して手数料が数千円かかります。
もっとも聞いたほうがいい質問
「日本円にした後の振込先が某銀行の場合いくらかかりますか?」
この質問で回答が出ない場合は
率直に言って契約はしない方がいいと思います。
・日本円の場合
・外貨で払い出す場合
いずれか一方でも説明できる内容ならば
そこからまた自分の考えている「損失」の判断基準になります。
途中で早々にやめるとペナルティも
投資型保険の場合途中でやめた場合には
解約控除という
ペナルティ的な手数料を払うものもあります。
同じものを買っている人たちに対して渡していく
「退会料」のようなイメージかもしれません。
運用中の手数料の割合がはっきりしない
投資型保険の場合、運用関係費という手数料が
かかるものもあります。
でもこれは金額が見えないものもあります。
不明瞭すぎて、
本当に得をしているのか分からなくなります。
手取りは結局元本割れではないか?
そんなことがもしあれば、契約した後にとても後悔すると思います。
まとめ
このように外貨になると、日本円ではないのにもかかわらず、
「利率が高い」という目に入るイメージだけで
契約をしてしまうことがあります。
パンフレットなどをお持ちくだされば、どんな費用がかかっているのか
ベターライフスクエアで設計書などを確認し
分かりやすくお伝えいたします。