イノベーションを生む年金の3つのポイント(2)

八王子でねんきんづくりコンサルティングを行っています。

ねんきんづくりをするためには
様々な種類の金融商品があります。

ベターライフスクエアでは

特定の商品に絞ったおすすめはしていないので

様々な金融商品を俯瞰し、

あなた専用の商品として絞り込みをサポートすることができます。

 

 

そんな中で、「あーこれもそうだったよね!」という
イノベーションポイントを3つ紹介したいと思います。

 

 

2つめ 小規模企業共済

 

八王子の会社の方であれば、名前はよく知っていると思います。

 

小規模企業共済は

 

<すっきりはっきり言って!>というのであれば

 

退職時のために備える共済です。

 

もう一つポイントになるのは「貸付」だと思います。

生命保険の解約金があるようなタイプでも貸付というのはありますが

小規模企業共済にも貸付があります。

 

 

退職後のための生活費準備として

 

退職に合わせて設計をするのであれば

 

小規模企業共済はこんな風に活用できます。

 

30年後に退職金を準備したい

 

毎月の掛金 2万円

(途中で掛金の増減はできます)

(500円単位で設定できます)

共済金B というのが老齢給付です。

退職時に受け取る予想額となります。

共済金Bは

65歳以上で受け取り掛金は18か月以上払い込んだ方が条件です。

 

 

★この要件は個人事業主でも法人の役員でも共同経営者でも同じです。

 

共済金B 約823万円
(2017年11月開始 2047年3月まででシミュレーションしてみました)

 

 

分割で受け取る場合

10年分割で 約14万円(2か月ごとの金額)が受け取れます。

 

分割や一括の場合

ほかの所得との課税関係を確認して、利用されたほうがいいですよ。

 

(参考)

分割受け取り・・・公的年金等の雑所得

一括受け取り・・・退職所得

分割と一括併用の場合・・・それぞれ公的年金等の雑所得と退職所得

遺族が受け取る場合・・・ 死亡退職金としてみなし相続財産

 

共済金の受け取り方には

 

共済金A

共済金B

解約手当金

準共済金(個人事業主が法人になったとき)
※平成22年12月以前の個人事業主が法人になったときは共済金Aとなるそうです。

 

 

とあります。

 

 

一番注意するところは

解約手当金に相当する条件の「任意解約」です。

 

任意解約の場合は掛金月数が20年未満になる場合

解約したとしても、掛けた分を下回ってしまいます。

 

 

このように、退職後の準備として利用するならば
加入シミュレーションというのがあるのでやってみると
具体的にイメージができると思います。

 

 

小規模企業共済の運用状況(2016年度のデータ)

 

受給者の在籍期間の平均は20年を切っており19年となっています。

きっと40代から50代にかけて加入していくのかな?と
個人的には想像しています。

 

 

 

 

資産運用残高は9兆ほどになっています。
ひとりひとりの受給額の平均は約1000万円ちょっとだそうです。

 

運用方針は国の年金を扱っているGPIFと違い

国内債券に約80パーセント
それ以外の20パーセントの中に
外国債券と外国株式がそれぞれ4パーセント、3パーセントの割合で運用されているようです。

 

 

 

もし、小規模企業共済を利用されているならば
こういった運用方針のところも見ておくといいと思います。