国の制度として広がりつつある「確定拠出年金制度」(DC)が
いまひとつわからないという人のために
書きたいと思います。
今回は
確定拠出年金の<長所>を紹介します。
この年金は
税金が非課税になっているお得な制度だととらえよう。
確定拠出年金制度は国が推奨している
未来の自分年金づくりツールです。
国が推奨しているもので身近なものには
家を買ったら<住宅ローン控除>
地震保険に入ったら、<地震保険料控除>
が挙げられます。
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家を買うと、ローンを組む人が多くなります。
すると銀行の売り上げが上がります。
家を買うと
その家を作るための資材や運搬、設計や土地調査、監督、施工、インテリア、小売店など
様々な事業者の売り上げになります。
大きな経済循環が生まれるわけですね。
なので、国では住宅ローン控除という
税メリットを特典でつけています。
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次に地震保険料控除です。
日本は誰もが知っているように地震大国です。
地震によって建物の被害が起こり
住民にも大変な影響を及ぼします。
なので、地震保険を
火災保険に追加して加入すると控除が受けられます。
地震保険の補償額はとても大きく民間の保険会社が負う責任を
政府が再保険としてかけています。
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そして、確定拠出年金制度も国のサポートが
非課税として入っています。
未来の年金を自分たちでも準備してほしいからです。
お金をはたらかせてお金をふやしていく場合、
同じ掛け金で同じ利益を目指すならば、より長い期間が必要です。
そのため、
掛け金は非課税
運用中の利益(利息・配当金・分配金・売却益)は非課税
となっています。
掛け金を拠出する投資商品も
確定拠出年金用(DC)商品となっており
運用中の手数料も低くなっています。
実際年金を受け取ることになった場合
公的年金控除の対象、
一時金受け取りなら退職所得控除
となっているので
資産運用をするうえで気になるデメリットは
極力軽減されているといえます。