共働き夫婦が家を買った場合、
ローンをそれぞれが組んだとします。
最大の目的は「住宅ローン控除」です。
住宅ローン控除は一般的な建物の場合
1年ごとに40万円、10年間にわたって受けられる制度です。
家のローン残高に対する1パーセントなので
4000万円の残高であれば40万円
3000万円の残高であれば30万円
2000万円の残高であれば20万円
1000万円の残高であれば10万円
が所得税の控除対象となります。
そして、この控除額に加えて
所得額も関係してきます。
普通の会社員であれば
1月から12月までの所得税額はこれ以上払っているので
先ほどの金額分が控除額となります。
もし、途中から繰り上げ返済などで一気に減ってしまったら
ローンの年末残高は少なくなっているので
最大控除額の40万円からは遠ざかってきます。
このように、
夫婦で住宅ローンの控除をすると
それぞれの所得税がお得になるため
ローンを組む場合も二人でということになるようです。