相談事例 その4 つみたてNISAをはじめたい
つみたてというと身近な感覚。
「つみたてNISA」についてのご相談です。
銀行にいくと口座開設をして契約することになるので、まだ進められずに断ってきました。
どんなものを選んだらいいのか、そもそも投資についてもよく考えてみると手順がよくわからないです。
つみたてNISAについてご紹介
投資商品なのでリスクについて学んでほしいとお伝えしました。
※2020年度の制度改正が予定されているのはNISA(一般NISA)です。
今後2024年から開始し、つみたて型になる予定です。
1年間で考えていく場合、どちらがいいのかも考えましょう。
ここではポイントを少しご紹介します。
・日本に住んでいる20歳以上の人が利用できる
・NISAには「NISA」(一般NISA)と「つみたてNISA」がある
・NISA口座の開設は1年間で1金融機関を選択
※例えばつみたてNISAを選んだらその年にはNISAを利用できない。・新規に開始する投資額は1年単位で上限40万円
・非課税期間は最長20年
・非課税となるのはつみたてNISAの中で決まっている投資信託からの分配金や譲渡益
※2020年度の制度改正(2024年~)も開始時期に応じて確認しましょう。
つみたてNISAを選ぶ前の準備
現在の毎月、毎年の貯金ペースを振り返っていただきました。
今までの貯金額からどの範囲までならば投資に振り分けられそうか検討していただきました。
目標額がある方の場合、ゴールとなる目標設定からはじめます。
今回の場合は投資の練習としてすでに「つみたてNISAを」とご希望があるため
商品選びのためのつみたてNISAの情報のみかたと、
オリジナルのシートで自分自身のルールを完成させていきます。
投資商品の基礎的な知識を身につける
金融用語となる単語やその意味、
こういう用語が使われている金融商品はこういう特長があるなど
基礎知識が一番大事です。
慣れていくには時間も必要ですが、途中でわからない時でも
オンラインで聞きやすい環境作りをしています。
どんなものを選んでいきたいか、
考えていただけるような機会を定期的に作りました。
サンプルとして複数のつみたてNISAを提供する会社をお伝えし、
その中からご自身が利用するかもしれない銀行や証券会社を少し絞っていただきました。
つみたてNISA利用をするときの取引手順を見ながら
自分で使いやすそうなところを選んでいきました。
継続サポートで安心の資産形成を実現
運用報告書を見たり定期的なチェックを一緒に行っていくことで
不安なく資産形成の第一歩を踏み出していくことが可能です。
銀行や金融機関でお話を聞くことも可能ですが「聞き方が分からない」ということは多くあります。
その点は当事務所で「こう聞いてみるといいですよ」とアドバイスさせていただきますので
「専門的な情報や調べもの」は銀行や証券会社で、その内容を聞く前の「土台作りは当事務所で」と
ご相談される方に対する役割を実現することができます。