【知らなきゃ損】固定費の節約は、支出の大きいものから手をつけよう
40代の多くは、「お金」に関する悩みが絶えない人がほとんどです。「住宅の購入」や「子供の学費」。さらには、将来の資産形成のために、貯蓄にもお金を回さなければなりません。
そんな中で家庭をやりくりしていくには、支出を抑えることが必須ですが、節約ばかりを重視して日々の生活が悲しくなってしまっては本末転倒です。精神的な負担を強いるような節約はおすすめできません。
そこで有効な節約方法というのが、「固定費の節約」。
毎月決まった額が自動的に抜けていく「固定費」を節約できれば、貯金もしやすくなります。
こちらでは、固定費の節約を最大化するための方法を解説します。ぜひこちらを参考にして、ゆとりある生活を送れるようにしましょう。
固定費の節約は、家計の支出に占める割合が大きいものから。
固定費の節約は、家計の支出に占める割合が大きいものから手をつけていくのがベターです。割合が大きいぶん節約効果が大きいからです。
家計の支出に占める割合が大きい支出の代表例は、以下の通りです。
・住宅ローン・家賃
・保険
・自動車
これらの3項目を見直すことにより、大幅な節約効果が期待できます。
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
固定費の節約対象①住宅ローン/家賃
賃貸を借りている場合は、思い切って安い賃貸に引越しをすることで、月々の支払額を減らすことができます。仲介手数料などの初期費用はかかってきますが、長い目で見たときに安くなります。
また、住宅ローンの見直しも有効です。見直しには、主に「借り換え」「繰上げ返済」「プラン変更」の3つの方法があるので、ぜひ検討しましょう。
固定費の節約対象②生命保険・医療保険
契約している生命保険や医療保険なども、必要に応じて見直すことで大幅な節約になることがあります。例えば、生命保険の見直しは以下の通り。
・【What】必要な保障はなにか?
・【How】どれだけの保障額が必要か?
・【When】いつまで保障されれば良いか?
この視点に沿って、生命保険の見直しを図っていくと良いでしょう。
固定費の節約対象③自動車関係
自動車にかかる費用も、家計の中では大きな割合を占めるものです。
特に見直しを図りたい項目は「自動車保険」と「車種」。
自動車保険は、同じ保障内容であっても保険会社によって金額が大きく異なります。現在入っている保険の情報さえ入力すれば、一気に複数の業者の見積もりを出せるサービスも存在するので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
実際に自動車保険の見積もりを出した結果がこちらです。
保険会社 | 月額 |
現在 | 12,100円 |
A社 | 8,410円 |
B社 | 11,340円 |
C社 | 10,250円 |
同じ保障内容でも、最大で約4,000円もの開きがあります。まずは見積もりを出してみるのがおすすめです。
固定費の節約は細部まで行う。【塵も積もれば山となる】
・水道光熱費
・通信費
・Webサービスの月額料金
・ジムの月額料金
水道光熱費の中でも注目したいのが電気料金。お得な料金で電気が使える電力会社はかなりあるので、ぜひ電力会社の乗り換えも検討してみてください。
また、「契約A(アンペア)数」を下げると、月の基本料金が下がるので「普段あまり家にいない」「電化製品を同時に使うことが少ない」方はおすすめの節約方法です。
使わないWebサービスの月額料金も無駄な出費です。有料アプリや定期購読のニュースサイトなど、使わないものは一度見直して解約してしまいましょう。
特に通信費は、「格安sim」の参入もあり携帯会社を乗り換えるだけで、年50,000円ほどの節約効果が期待できます。以下の表は、実際に携帯会社を乗り換えた人の1年の通信費の比較です。
大手キャリア(乗り換え前) | 格安sim+ポケットWi-Fi | 差額 | |
月額 | 10,200円 | 5,500円 | 4,700円 |
年額 | 122,400円 | 66,000円 | 56,400円 |
通信速度 | 20GB | 実質無制限(Wi-Fi) |
この表を見ると、年額にして56,400円もの節約に成功していることがわかりますね。
携帯会社の乗り換え手続きはやや複雑ですが、乗り換える価値はあります。
このように、細かいところを節約していくことで、金銭的な余裕を生み出すことができます。
固定費の節約に悩んだら、FPに相談を。
固定費の節約に関わってくる「住宅ローン」や「生命保険」などは、仕組みが複雑でわかりづらいものです。その複雑さから「見直し」をしたくても出来ない人は少なくありません。
自分で勉強しようとしても、時間もかかるしお金もかかる。そんな時こそFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのがおすすめです。経験豊富なFPに相談をすることで、自分の中の「わからないことによる不安」が解消されることと思います。
ぜひこちらを参考にして、固定費の削減を実現して将来の資産形成を実現させましょう。
ご相談はこちら。