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相談事例 無駄遣いをへらす方法や生命保険の内容を確認して見直したい

今回のご相談は毎月の生活費や生命保険料のことが
気になっている方からのご相談です。

 

相談事例その21 無駄遣いをへらす方法や生命保険の内容を確認して見直したい

相談者Uさん

Uさんはご夫婦2人家族です

ご相談内容は2つ

 

・毎月の生活費をもう少し工夫できるところがないか
・生命保険の保障内容や保険料が適正かどうか

を気にされています。

 

お金の無駄遣い~生活費の見直しについて

 

お金の無駄遣いをしているかどうかを知るには、
日々の支出がどうなっていて、
毎月どのくらいつかっているのか、を調べることからはじめます。

家計簿の記入が王道です。

 

アプリは便利だが入力で満足している人も多い

今では便利な機能もあるので、アプリを使っている方もいらっしゃいます。
アプリは便利ですが振り返りをするのが苦手、という人もいらっしゃいます。

・何を振り返りたいかを明確に
・毎月の生活費をご本人が最もわかりやすい使い方を習得

たくさん話をしていただくことで、より具体的に進めていきます。

アプリを使う前に項目の入れ方などがぼんやりとしてしまいがちです。
一枚のシートを使って、まずルール決めをすることからはじめました。

 

生命保険について

 

Uさんは生命保険の見直しをしたのが5年前。
保険料としては5歳年齢が経過しているため、
医療保険などはそのままがいいと思っていました。
内容を確認させていただくと、「セット型」の生命保険でした。

 

セット型は見直しになりやすい

保険商品のリニューアルされる頻度は早まっています。

・医療保険
・収入保障保険
・終身保険
・がん保険
・介護保険

保険会社ごとに特長があります。
特にセット商品の場合、
保険料がずっと同じまま続くとされるという前提ではなく
また保険が新しく販売されたら見直すような仕組みになっています。
保険料の変動が起こりやすく、今後のお金計画を考えれば避けたい要素です。

 

保険ショップや銀行窓口で相談したときのチェックポイント

 

保険会社は競争が激しく、商品のリニューアルも早いので
数年おきに目的に応じた保険の売れ筋もかわります。
窓口に並んでいる中の各保険会社では、自社の商品を相談に来た人に販売してほしい気持ちがあります。
販売する側にもわかりやすくしたり、提案内容のコツなどを教えてくれます。

しかし、契約キャンペーンというのもあるため
保険相談をされた方に対して、本来と提案内容が違ってしまう場合もあります。

保険ショップや銀行窓口で相談した際には、
2社-3社で比較した提案をきちんとしてくれているかどうかで判断してみるのも、
ひとつの方法かもしれません。

 

見直し前提の保険で困ること

・保険料はいつか上がる

今回のUさんの場合、1つの会社で1つの保険で多くの機能をまとめているセット型です。
先に書いたように、いつかは保険料アップが到来する更新型のタイプ、
自動的に保険料は上がるため結局は定期的な見直しが必須の保険です。

・保険料のアップが想像以上である

入院・手術などの医療保険部分は
更新で保険料のアップがあった場合「次に見直せばいい」と考えても
保険料が想像以上に上がります。

・年齢とともに健康状態で加入できず見直せない

「また入ればいい」と思って安易に考えるのも危険です。
特に入院の時に保障される入院特約を見直すのは要注意です。
直近の健康診断や人間ドックの結果は医療保険加入の際の告知内容に含まれます。
虚偽の説明で加入しても後々契約解除となり、
過去に払ってきた保険料も戻らない可能性が高くなります。

・セット商品は長寿社会では継続しにくい

セット商品は「その時に一番いい保障を」という性質のため
「継続して保障を受け続ける」ことが難しいです。

 

保険はシンプルな内容で一生続けられるように

必要な保障内容をシンプルに備え、保険料という支出が変動しないように工夫するのも
お金計画をするには大切です。

 

まとめ

 

生活費の中でお金の無駄遣いを気にしたり、生命保険の見直しをしたいというのは、
日々の生活に最も身近ではあるものの、
それぞれのスタイルがありモデルケースでは克服できないことが多いです。

 

一度ご相談いただくことで、必要な保険内容や生活費のルール決めができ、
ぼんやりしていたものをはっきりと見える化することが可能になります。

 

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