人生の転機に考えてみませんか 退職が近づき第2の人生を準備する

人生の転機は人それぞれ違います。

人生の転機については、 こちらで説明しています。

 

退職が近づいてきたと実感してきた

 

退職するのにあと何年だろう・・・。
退職について考えるタイミングは
人それぞれです。

 

50歳代後半で実感してくる人もいれば
59歳ころにあわてる人もいらっしゃいます。
労働条件が変わっても、「働いているから」、「貯金は一応あるし」、という漠然とした思いで
何も考えることなく70歳前に至る人もいらっしゃるかもしれません。

 

退職後を考えることは今後なくなる

 

長い期間同じ会社で勤務している状況というのは、
主に40代後半から70代の場合多くなります。
そのため、退職について外部からの刺激がなければ実感するのは遅くなる方もいらっしゃいます。

~働く意味に違いがある~

今の20代から30代にはこの考えは通用しません。
いつでも次に動けることを考えながら生きている人が比較的多いと思います。
そして退職という概念も消えていているし、今後は増えてくると思います。

 

転機は外部からの刺激から

 

さて、今回の場合は外部からの刺激という意味で
マネーセミナー、リタイアメントセミナーの受講という刺激を
受けられた50代後半の方の場合でご紹介したいと思います。

 

50歳後半で実感してくる人の場合
「もう少し早く取り組んでいればよかった。」
という思いの方もいらっしゃいます。

 

ベターライフスクエアでは、どんな年齢でも、どんな労働状況でも
その人の考える「安心のお金計画」ができるよう
未来の状況を予想し、今できることを少しずつ進めていく
「ライフプラン」作成を行っています。

 

自分の未来を見える化する

 

今回のように退職後を考えてお金の計画を立てるということは

・退職金がいくらもらえる予定
・年金がいくらもらえる予定
・貯金額はいくらくらいになる予定
・働き方はこういう風に考えて進める予定

などをあなたの今までの働き方や資産の内容をお聞きし必要な情報をまとめ、
あなたの頭の中からも考えていることをアウトプットしていきます。

 

見える化は時に細部にわたることも

 

さらに具体的な内容に進んでいきます。
今まで考えていなかったけれど、考えていただきたい内容となります。
よりアウトプットが広がります。
もちろんご本人だけでは難しいものもあるため、
継続的な会話から導いていきます。

 

・生活費はいくらになるか
・住まいは今のままでいいのか
・介護施設・介護サービスの利用について
・健康なうちの娯楽ややりたいことは何か
・子どもたちは独り立ちできているか
・自分たちの親のことで時間的・経済的な援助の可能性
・社会保険料は今後いくらになりそうなのか
・終活のような生前整理としてお墓や戒名、お葬式の在り方
・医療に関する希望(ここにも健康保険適用外)

 

これらは一つ質問すれば一つですむ回答ではありません。
お金の計画だけではない。
その人の生き方、あり方を
声に出すことで自分のことに置き換えられるのだと思います。

 

介護サービスを考える

 

居宅を希望するか
家族の支えが大変になったら施設を考えるのか
健康なときから施設に入るのか

などが挙げられます。

実はさらに考えておくことが、このひとつの中から複数出てきます。
回答が枝分かれの状態になってきますが、一緒に進めていくので不安なく進むことができます。

 

住まいを考える

 

・今の住まいで体が思うように動かなくなった時、どう対処するのか
・負担が軽減する家に住み替えるのか
・医療・福祉面を考えて自治体そのものを替えてしまうのか
・夢だった海外での住まいを考えるのか、それはどこか

など選択肢はたくさんあります。

 

まとめ

 

退職後といっても、人生は100年としてもまだ6割しか進んでいません。
ここからやることは、「人生後半に対する準備期間」といえるでしょう。
人生の第2ステージです。
人生後半は高齢期間が入ってきます。

お墓やお葬式など、
自分の子どものことを考えて「迷惑をかけないようにしたい」と考えはじめる人も
増えている世代です。

このように、考えを定めておくことはたくさんあります。

 

完ぺきを目指す必要はありませんが
部分的でも自分の心と向き合って考えていくことは、
ライフプランを作る際にもいい気づきを見出すことになると思います。ライフプランを通じて不安な部分を減らすことから、ワクワクした人生の扉が開かれていくのだと思います。