心理とお金について紹介しています。
今日は損失回避についてです。
損失回避とは
損をした大きさと得をした大きさの比率が
損をしたほうが重大に感じてしまうという心理です。
もしあなたが
両手のうち、
どちらかにさいころが入っていて
入っていないほうを選んでしまったら
5000円損しますといわれたらどうしますか?
5000円もらえて、
得する可能性は半分あるのですが・・・。
多くの人は5000円の損を考えると
「いやもっともらえないとかける気になれないな」と思うはずです。
5000円の損をするならば
得をするために
1万2000円もらえれば
トライすると考えるようです。
このように、損を考えるとその条件を受け入れるには、
得をすることが豊富になければ、人は行動しないことがあります。
あなたは損と得のバランスはどうでしょうか?
これを具体的に考えると
例えば
「~によって多くの人にがんのリスクが増えてきたのはご存知ですか」となると
よくないこと=損の心理をつかんでいるので
がんにならないように、がんに備えて
健康食品が売れたり
がん保険が売れたりするわけです。
人は不安な言い方に弱いものですね。