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原油価格の下落 生産しているのはどんな国

原油価格が下落 どんな影響があるのか

 

原油価格が下がるといいこともあればよくないこともあります。

日常生活に関連することもあれば世界的に悪影響が生じる場合もあります。

考えるためのヒントとしてご紹介します。

 

 

石油の輸出が圧倒的なのはどの国なのか

 

石油という資源は、その国の中に埋まっている量が多い国、

生み出している量が多いという国とでは違います。

 

 

資源として石油が埋まっている国

 

埋蔵量の多い国は以下の通りです。

 

・ベネズエラ 17.9%

・サウジアラビア 15.7%

・カナダ 10%

・イラン 9.3%

・イラク 8.8%

 

(資源エネルギー庁 エネルギー白書 2019 より)

 

 

原油の生産量が多い国

 

生産量が多いところは以下のグループになります。

 

・中東 32

・北米 20

・ロシア 11

・アフリカ・アジア大洋州 8

(2017年 1日につき100万バレル単位)

 

 

グループ内に含まれる国

中東グループ・・・サウジアラビア、イラク、アラブ首長国連邦、クウェート、イランなど

北米グループ・・・カナダ、アメリカ

アフリカグループ・・・リビア、ナイジェリア など

アジア大洋州・・・中国など

 

 

原油の供給状況によって影響がある国はどこなのか

 

参考までに、

原油への依存度が高いけれど、リスクが低くなっている国についても紹介します。

 

ここでいうリスクが低いとは、

輸入してもらう国々に対する分散の状況

他のエネルギー原料の輸入についての分散も行っている国のことです。

 

・フランス 61%

・アメリカ 44%

・日本 52%

・ドイツ 41%

・英国 36%

2014年から2016年までの期間。%は原油を含む化石燃料の割合。

(資源エネルギー庁 エネルギー白書 2019より)

 

このように、日本を含め原油への依存度は高い国は、輸入先やエネルギーの原料についても分散を行い、

急激に価格が高くなっても、供給の調整を行われたとしても、対応できるよう工夫をしています。

 

 

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