ベターライフスクエアでは
将来の生活のために今できることを個人個人に合わせて
アドバイスし、実際に行動するサポートをしています。
今回は会社員のひとが受け取る給料の中身について
です。
振り込まれている給料は
様々なものが引かれてからのお金になっています。
引かれてからのお金だけでなく
給料明細を見て
何が引かれているのか確認すると
自分の将来がもっと身近になるかもしれません。
給料から引かれている中に「厚生年金保険料」があります。
年金保険料は
将来の年金として、
万が一の年金として、
障害が残った場合の年金として
あなたが働かなくなった時
生活するためのお金の悩みを軽減してくれます。
日本の年金は
生活のための年金という意味で考えると
「この期間だけ払うよ」というものではなく、
「生きている間ずっと払うよ」というものなので、とてもありがたい存在です。
また、厚生年金適用事業者の会社に勤めていると、
厚生年金保険料を払うことができるので
国民年金だけでなく
厚生年金から働いている間の
給料に応じた年金が上乗せでもらえます。
国民年金では
どんなに払っていても定額です。
平成28年度年金額での老齢基礎年金は
78万100円
です。
厚生年金保険料を払っている
ということは、
これに加えて老齢厚生年金が上乗せでもらえるというわけです。
厚生年金保険料は、
同じ料金を事業主も払っているという意味もありますので
実は会社に感謝すべきところです。
それほどあなたに期待しているのです。
(会社に勤めていると忘れてしまうところですが・・・)
「それで結局いくらもらえるんだろうか」
そう思っている人。
今の時点で老齢基礎年金と老齢厚生年金が
いくらくらいもらえるのか、というのが知りたい場合は
自分の誕生月に日本年金機構から送られる
「ねんきん定期便」を見るとわかります。
自分が保険料を払っていることで受け取れる予定の額が
毎年誕生月に見ることで、変化していくのがわかると思います。
給料が増えていたら、それに応じて年金額も増えていくので
働きがいもあります。
日本の年金制度は高齢社会になったとしても、
維持されていく制度です。
単純に手取りが減ったと悲観しないでくださいね。
払った分が受け取る年金額に反映されているのですから。