火災保険に加入したい方、内容の確認をしたい方に
まず初めに行っていただきたいことをご紹介したいと思います。
家のデータを集める
家の所在地や構造や面積、建築年
居住する家族人数と構成など
☑所在地がどこなのかにより、火災や水害、地震、津波など発生する可能性が違います。
☑家の構造が木造なのか鉄筋なのか、屋根に使われている素材は何なのか、などで火災での燃え広がり方、地震での耐えられる状況など壊れる可能性が違います。
☑建築年も建築基準法のように法律が改定される前後どちらか、新築か経過年数が長いのかにより壊れる可能性が違います。
家族構成が関係しているのは何かというと、家財の補償をする場合になります。
家に人が多くいればものも多くなります。その分家の中にある家具や家電、被服、生活用品もあるので必要とされる補償額の目安が出るようになっています。
補償内容の検討をする
・地震保険の必要性(全額の補償にはならないけれどないよりはあったほうがいいと考えるなど)
・補償範囲として水害の補償を含むかどうか(当事務所では、お住まいの状況を思い返す時間をとっています)
・家財保険の必要性(火災保険と地震保険それぞれに)
補償内容は、これはその人ごとに考え方が違います。
その住まいによって自然が多い、駅が近い、地盤がどうかなど外部環境が違います。
マンション、戸建てであっても自然災害があるたびに備え方について考えさせられるでしょう。
家財の保険をかけるかどうか
例えば
家電製品や家具などを新たに買いなおすことを想像してみてください。
カーテンや照明、冷暖房機器など具体的に考えてみましょう。
手元資金で準備するか、保険でカバーするか、真ん中を取るかの選択となります。
・保険でカバーすると保険料はかかります。
・無理のない保険料で、できる範囲の補償額、
という選択もある。
・保険料の負担は減らしたいので何かあったときの予備資金として貯金の方に力を入れる。
災害の増加で保険料アップは必須
保険はお互いの助け合いで成り立っているものです。
今後自然災害も多く支払う保険金額も増えています。保険料は全体として高くなっています。
残念ながら安くなることはかなわないでしょう。
大手損害保険会社のニュースによって
火災保険の契約期間も
現行の最長10年契約から5年契約に短縮される見直しがはかられそうです。
10年ごとにその火災保険の支払い状況に反映させていくことになっていたものが
5年ごとになるというもの。
つまり今までよりも保険料の見直される機会が増えるということ。
自然災害の多い日本では、今後保険料の上昇が予想されるともいえます。
この状況を受け止め、
保険内容の確認、契約期間はいつで見直されるか、保険料の支払い間隔(年払い、一括払い)など、
できることはやっておきましょう。