退職後の年金額はいくら 自分の年金を調べる方法(2023年度)

今どきの年金額はいくらくらいなのか

 

「老後の年金はいくらもらえるのかな」と疑問を持たれている方に

・令和5年度の年金額について
・自分の年金の状況
・受け取り資格がどうなっているのかの調べ方について
ご紹介します。

 

年金額はみな同じではない

 

年金は

・国民年金
・厚生年金

それぞれ保険料を納めることで
将来受け取る年金の受け取り資格、受取額が決まるものになります。

 

・年金の種類は何なのか(国民、厚生、公務員期間があるなど)
・年金保険料を支払った期間
・納めた額

で受け取る金額に違いが出ます。

 

参考基準と、自分で確認するやり方を
ご紹介したいと思います。

 

[st-kaiwa3]年金って払ってましたっけ[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa1]給料から引かれてると思うよ[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa3]金額って決まってるんですか?[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa1]国民年金の人は定額で。

会社員の場合は厚生年金で。
給料多い人はより多くもらえる、みたいな感じかな。
厚生年金保険料は
毎年の4月から6月の給料に応じて払う保険料が決まってるんです[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa3]へーそうなんですか。じゃあ毎年いくらになってるか見たいな。どこ見ればいいですか?[/st-kaiwa3]

[st-kaiwa1]給与明細に載ってますよ[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa3]なるほどー[/st-kaiwa3]

 

年金受給者はいくら受け取っているのか

 

自分の退職後の年金。

厚生年金保険料、国民年金保険料を納めていれば受け取ることができます。
収入が減ったり途絶えた場合に大きな支えとなるのが国の年金です。

もし気になるならば、現状を知ることからでもいいと思います。
まず最近の年金受給者はいくら受け取れるのでしょうか?

 

厚生労働省ホームページより、

令和5年度の年金額(67歳以下の場合)

老齢厚生年金額 224,482円※夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額
老齢基礎年金 66,250円※満額

老齢厚生年金は、いわゆる平均的なという水準での公表です。
安心材料にはなりますが、あなたの場合の目安にはなりません。

 

自分はいくらもらえそうなのかを調べる(1)

 

あくまで目安なので、できれば次のステップヘ進んでほしいところです。
次にできることとして、<ねんきん定期便>を確認することがあります。

郵便物が、あなたあてに毎年日本年金機構から届きます。
基本ははがきになりますが、節目の年齢のときには封書で届きます。
届くのは毎年、ご本人の誕生月になります。

 

ポイントは以下です。
・今まで払っている年金保険料での年金受取額が分かる。
・お勤め先が何回も変わっている場合、年金保険料納付履歴の漏れを確認できる。

自分はいくらもらえそうなのかを調べる(2)

 

[st-kaiwa3]ねんきん定期便見てもよくわからないな・・・[/st-kaiwa3]

 

次に ねんきんネットで調べる方法があります。日本年金機構 ねんきんネット

方法①ねんきんネットに利用登録する

方法② マイナポータル(デジタル庁)年金に関する情報の確認と申請について で連携する)

※基礎年金番号が必要です。(年金手帳や年金証書に記載)

 

今回は方法①の方で紹介します。

↓   ↓

ねんきん定期便に記載されているアクセスキーがあればすぐ登録ができます。

アクセスキーが見つからない場合は、新規登録で「アクセスキーがない場合」から登録していきます。
その後ユーザーID記載の「お知らせハガキ」が届きます。

※日本年金機構HPより

↓   ↓

申し込み後登録したメールアドレスに申請受付番号が届くので保管する。

↓   ↓

届いた郵便物(申し込み後5営業日ほど)にユーザーID内容があるのでそれでログインする。

 

確認をするとどんな効果があるのか

 

個人的にはですが、ねんきん定期便よりはわかりやすいかなと思います。
自分の年金額の予定が毎年わかるので、将来足りない金額を確認できます。
また、年金保険料を払っていたのに年金額に反映されていないことも確認ができ、
将来の年金額や年金受け取り資格に反映させることができます。

[st-kaiwa3]

受け取れる予定の年金
+貯金額
+資産額

=準備できているおかねって考えればいいのかな
[/st-kaiwa3]

将来足りない金額といっても、
毎月の生活費が分からなければ不足額もはっきり出すことができません。

 

将来の年金不安や老後不安には
年金額の確認以外に、自分の生活費にも目を向けるようにしましょう。

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