自分の周りで親族が高齢化してくると心配なのは相続です。
相続というと、争う話ばかりが目立ちますが
それ以外の人もいらっしゃいます。
人が亡くなると
その人の関係しているものの手続きがたくさんあります。
そして煩雑になりやすいです。
初めての方の場合はもちろんですが
何度やっても同じではないこともあります。
相続人をまとめる場合の注意点について、確認していきたいと思います。
日本で亡くなった人の死因と人数はどうなっているのか
厚生労働省の「人口動態統計月報年計」(2018年 概況)によると、
死亡人数は136万2482人です。出典 厚生労働省 ホームページ
死亡原因は
1位 悪性新生物(腫瘍) 27.4%
2位 心疾患(高血圧を除く)15.3%
3位 老衰 8%
となっています。
相続が発生したらどんなことがあるのか
相続が発生するとその人の持っているものの把握が重要です。
金融資産、不動産、借金などすべてのものになります。
それらについて「どれ」を「誰が」相続するのか、
名前の変更をする手続きが必要になります。
これが相続になった後の最終目標となります。
そのためには相続人全員と連絡を取り、話をまとめなければなりません。
相続人の状況によりスムーズに進まないことも
兄弟姉妹が10人いれば、相続人をまとめることが大変です。
また、それぞれの居住先が遠方の場合、海外の場合など状況の把握が必要になります。
また亡くなった人が高齢であればその相続人も高齢だということはお分かりだと思います。
相続人が判断できる状況でない場合もあります。いわゆる認知症となっている場合です。
相続人が亡くなっている場合もあります。その場合は次の代に移ります。つまり相続人の子どもへとなっていきます。
お子さんのいない夫婦の場合の相続
夫婦でお子さんがいらっしゃらない場合の相続はどうでしょうか。
相手方に相続人がいらっしゃいます。
夫が亡くなった場合、妻は夫の親族と話し合いをします。
妻が亡くなった場合、夫は妻の親族と話し合いをします。
相続後の遺産分割についての話です。
はたして可能なのか、想像してみていただければと思います。
高齢期にある相続後の問題
亡くなった人が高齢で、すでにご兄弟が他界、ご両親もすでにいない場合
相続財産の行き先や望みをかなえるためには遺言書などの形にしておかなければ、
もし望みがあったとしても希望がかないません。
まとめ
このように、人にはそれぞれマイナスを含め資産があります。
資産をどうするかは形にしなければ分かりません。
何も声に出さないで放置するのは周りの人が困惑します。
そのため、普段から予防という様々な行動を細かくお伝えしています。
自分だけでは難しい、と思う方は
自分自身の事でもまた、相続側としてもご対応していますので
ご相談ください。