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マイナス金利で住宅ローン利息は減るのか

住宅ローンの変動金利の決まりかたは
どこも同じだと思われていることがあります。

でも、実際には
金融機関によって大きく2つのタイプに分かれています。

ある2つの銀行で金利の決まり方がどうなっているのか紹介します。

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・金利スワップ手法を採用し
毎月基準金利が決定されている。

・金利の見直し基準日は
5月1日、11月1日の2回で、それ以外の月に返済額の変動はない。
・返済額に対して125パーセントまでという基準がないので
「払う金額の上限がない」が「最後の返済のときは安心」である。

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・金利の見直し基準日は年2回で、
所定の短期プライムレートに連動する長期貸出金利を採用している。
・10月1日基準で5年ごとに返済額は見直される。
・返済額に対して125パーセントまでという上限はあるので
「支払い限度額の想定はできる」が「最後の返済時に残っていたら一括で払う」ことになる。

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まったく違いますよね。
同じ名前であっても金利の決まり方、
利息の変わる時期が違うのです。

変動金利の中でも金利の決め方が
「短期プライムレート」の方ならば
自分のローンの金利見直し時期に
マイナス金利の影響が続いている場合
下がる可能性はあります。

最初のタイプならば
「国債の利回りの状況や数ヶ月の間で行われていた銀行間取引に対する金利の状況」に
連動しています。

このように自分の借りている銀行のローン金利が
どんな風に決まっているか知ることからはじめてみましょう。

マイナス金利の影響を受けて
長期金利の指標である新発10年国債の利回りが下がりました。
(超)長期固定の住宅ローンはここに影響されます。

変動金利は固定金利の後に動きます。

固定金利が下がってきたら、変動金利は後から下がってくるということです。

このシンプルな法則も忘れないでおきましょう。

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