家を買う前のシミュレーションというのは
目の前に値段の付いた家がない状態です。
まだ家が存在していないです。
「この家ほしい!」という気持ちが高まっていないので
家の値段を決めたうえで、家さがしができます。
予算が決まっていると
「ほしい!」という家が絞られているので、
家を買った後にも余裕のある暮らしが実現できます。
予算が決まっていても
予算以上の値段で売っている「いいなあ」と思う家が
あった場合は
自分の気持ちに負けないような工夫がいります。
例えば・・・
「この家を買ったら、悲惨な暮らしになって、家族もめちゃくちゃになってしまう」
「この家を買ってしまったら、今までできた家族旅行ができなくなってしまう」
「この家を買ってしまったら、今以上にゆとりのない暮らしが見える・・あ!自分のこづかいが減ってしまう」
そんな風にマイナスイメージを持っておいた方が
買わずにすむための
「ストッパー」となってくれると思います。
大きな値段のものを買う時
人はなぜか「100万増えても大丈夫だな」などと思ってしまいがちです。
普段の生活で100万円の者を買う時はどうですか?
なかなか即決する人はいません。
家を買う時はもともと大きな値段のものなので
100万円という感覚がマヒしてしまって「この位ならいいか」と思ってしまいがちです。
100万円貯めるのにあなたはどれだけかかりますか?
100万円作るのに、苦労した経験はありませんか?
100万円という貯金目標ができたとき、あなたは達成することができましたか。どんな思いでしたか。
こんなことを思い出して、
お金の感覚がマヒしないように工夫しましょう。