ねんきんづくりなら未来想像力を味方にしよう

八王子でねんきんづくりコンサルティングを行っている
ベターライフスクエアです。

日本の経済の先行きを知るうえで見ておいた方がいい
ものを紹介します。

日本銀行が発表する日銀短観です。

計数調査と判断調査で構成されています。

 

 

判断調査の中に
この中に業況判断というものがあります。

公表は年に4回。

3月・6月・9月・12月

に調査をします。

4月・7月・10月・12月

に公表されます。

 

 

これは、<DI>という風に呼ばれています。

 

 

企業の調査で
好況と思っている企業からさほど良くないと思っている企業を

差し引きます。

 

 

<良い-悪い>で計算をするので

悪いと思っている企業が多ければ後ろの数値が大きくなり
好況だと思っている企業が多ければ前の数値が大きくなります。

 

 

ゼロより大きければ「拡大方向」
ゼロより小さい場合は「減速方向」

 

と言われています。

 

 

 

大企業・中企業・小企業

というように、規模ごとに掲載され

 

 

 

全産業というものから
細かく

製造業

非製造業
不動産
小売

情報通信
電気ガスなど

業種ごとに分かれています。

 

 

細かくて手間がかかるので

 

 

このDIの中の全産業で見てもいいと思うし
景気が上がる要因となる業種を自分で考えて、選んでチェックしてもいいと思います。

 

 

他にも〇〇研究所のようなところでも発表をしてくれるので(苦笑)
細かく見れない人はそれでもわかりやすいと思います。

 

 

それでも、それでも、、、、、

時間がない人は
新聞やインターネットニュースに出たとき
「今回はプラスなんだな」「今回はマイナスなんだな」というのが分かるだけでもOKです。

 

 

この日銀短観の発表があると、
金融市場に反映されやすいと
言われています。

 

 

参考までに、2017年10月発表で大企業の業況判断DIは4期連続でプラス
つまり、過去1年を通じてプラスだったとのことです。

 

 

様々な指標を見て
自分なりに理解しやすいところを継続的に見ていると

 

 

景気はどんな状況なのか
金利はどんな状況なのか
為替はどんな状況なのか

 

 

といったことも
自分なりに理解できるようになります。

 

 

こんなことも書いたことがあります

 

何でも構わないので
自分なりの指標を見つけて

 

 

(例えば八王子の指標はこれに!という
自分なりのルールがあっても面白いかもしれません)

自分の暮らす未来を予測してみてはいかがでしょうか。