ベターライフスクエアでは
マネー相談を通じてその人のお金の悩みを解決する方法をお伝えし
実行のサポートを行っています。
さて、今年後半は野菜が高いなあという話が多かったと思います。
野菜が高くなっている理由は天候の問題だったと思いますが、
全体的にものの値段は上がっています。
総務省が公表している指数です。
家計にかかる財やサービスについての価格をまとめた物価の
動きについて、時系列で測定しています。
一定のものを買い続けた場合それにかかった価格がどういう風に変わるのか
指数にして評価しています。
10月末に発表された全国版のものを見ると
月単位の場合前年比が
総合 -0.5%
生鮮食料品を除く総合 -0.5%
酒類を除く食料品とエネルギーを除く総合 0.0%
となっています。
参考までに、年平均では 前年比が
(2015年)
総合 0.8%
生鮮食品を除く総合 0.5%
酒類を除く食料品とエネルギーを除く総合 1%
です。
前月と比べて総合指数が上昇した原因は
被服 履物 、シャツ、セーター、下着類(前月比9.1%)
食料 、とくに寄与しているのは生鮮食品(前月比11%)
だそうです。
総合指数の下落に影響しているものは
交通 通信 、特に航空運賃
教養娯楽サービス、特に宿泊費
総合指数の同年前月の上昇に寄与しているのは
食料 特に生鮮魚介の さんま(前年同月比14.1%)など
があります。
これらは、日々買い物をしている人であれば
うなずけることだと思います。
今度は長い期間でみてみましょう。
東京都区部の消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合指数)は
25年前を1とすると2016年は1.02前後を推移しています。
お金が同じ量だと、手元に残るお金が減っている理由の一つには
モノの値段が上がっているということが統計データからもわかりますね。
参考までに、
アベノミクス第一弾の時は物価を毎年2パーセント恒常的に上げていく
ということを目標としています。
これについては日銀とのかかわりも入ってくるものですが、
また別の機会に紹介したいと思います。