お子さんの就職が決まり、子育てがひと段落した方からのご相談です。
相談事例その２５ 子どもが独立した そろそろ資産形成をはじめてみたい
相談者Yさん
Yさんは3人家族です。
お子さんの就職が決まり、次の段階に進むことになったご家庭です。
今までは地道に預貯金を少しずつ増やすことをしてきましたが
この間にはお子さんの教育費が思った以上にかかることもあり、
一進一退の状況だったそうです。
これからは教育費という支出がかからなくなり、
大きな支出として残っているものは住宅ローンがある程度です。
お聞きしたことやお伝えしたこと
・ライフプランを作成して今後の年間貯金可能額を確認しました。
・支出の中で生活費があるのでお子さんの住まいについて伺いました（自宅通勤かどうか）。
・必要な生命保険がお子さんの就職により大きく変わるため、見直せる部分がないか確認しました。
・お子さん専用の医療保険などの加入の有無を確認しました。子どもの医療保険では就職する頃には同じ内容では続けられないものもあります。終身タイプの医療保険でこれから何十年も変わらない保険をお選びする方法をお伝えしました。
・住宅ローンの残高と資産形成のバランスが問題ないか家庭用のバランスシートを作りました。金利が低いため、貯金のペースによっては全額返済も選択肢としてあることをお伝えしました。
お金感覚や考え方に沿うよう、選択出来るように
年間貯金可能額はYさんが思っていた以上に多くなったため、資産形成をするための方法として
Yさんのインターネット経験からネット証券会社での取引についてお話しました。
YさんにはNISA、Yさんの奥さまにはイデコについて税制面の魅力も加えてご説明をしました。
スマートフォンでも使いやすくなったインターネット専業の証券
ネット証券の口座開設は初めてだったので、
一緒にパソコンを見ながら手続きのサポートも可能です。
口座開設後はログインができるため、証券会社独自のサービスの中から
Yさんに合うサービスがどこに出ているかなど、一緒に見ていくことができます。
ネット証券の良いところは
・手数料の低さ
・（知識があれば）投資効果も上がる
・情報量が豊富
しかし、基礎的な知識をお持ちでない方には聞ける場として
＜質問をする環境＞が必要です。
ネット証券での割安さと便利さは活用したいところですが
インターネット操作が普段の操作とも違うので、
不安なこともあります。
ネット取引に慣れ、資産形成の基本ルール作りができる場として
当事務所では
用語などの質問、投資をする上での考え方を固めるために利用していただき、
自分の資産形成への基本となるルール作りのお手伝いが出来れば、と思っています。