繰り上げ返済をすることで
住宅ローン控除と比べて「これだけお得なのね」と
先に確認したい人がやることは2つです。
(ステップ1)繰り上げ返済をした結果、
利息がいくら減るのか
シミュレーションでチェックする。
自分の借りている銀行で
繰り上げ返済のシミュレーションをしてみましょう。
銀行のウェブサイトには繰り上げ返済の試算ができる
システムが入っているところが多く
自分で計算するにはとても良い環境だと思います。
納得いかない場合は
銀行にローン返済をしている人が行って
相談するのもいいと思います。
(ステップ2)繰り上げ返済をしたとき
住宅ローン控除とならない金額を確認する。
住宅ローン控除は
年末残債に対する1パーセントが基本です。
平成26年4月から平成31年6月までの居住であれば
年末の借入残高は4000万円までが基本。
控除限度額は40万円/1年
となっています。
限度額はお給料次第なので、
この最大額40万という金額より少ない人もいますし、
年末の残高が3000万円であれば30万までありますが、
この金額まで収入から源泉徴収されているかどうかという点もそれぞれです。
どちらが多いか比べてみます。
例えば繰り上げ返済で20万円の利息が減らせる人が、
繰り上げ返済をしてしまうと
1年後の住宅ローン控除が18万円から16万円になるとなれば
どうでしょう。
住宅ローンの控除期間が5年残っていれば
2万円×5年で10万円の控除額の減少となります。
この場合は利息が減る方がお得だということになります。
繰り上げ返済の方がお得というわけです。
こんな風に考えてすすめてみましょう。