八王子でねんきんづくりコンサルティングを行っている
ベターライフスクエアです。
投資信託を選ぶときに見ておきたいものとして
「ベンチマーク」があります。
ベンチマークは自分が買おうとしている投資信託が
どんな運用をして、どんな値動きをしていくのか、
というのを比べるための指標だと思います。
この投資信託は
○○○という指標を基準にそれと「同じくらいの動きをするように運用します」
ということもあるし、
この投資信託は
○○○という指標を基準にそれよりも「上を目指すよう運用します」
ということもあります。
これは「購入しようかな」と思っている投資信託によって違うので、
何を基準にしているのかということをまず見てみるといいと思います。
購入する前に「交付目論見書」というものがダウンロードできるようになっています。
最初の方のページを見ると
「-----と連動する運用成果を目指して」
「ーーーーーを上回る運用を目指します」
となっています。
いろいろな指標があるのですが
例えば
MSCIコクサイ・インデックス
MSCIワールド・インデックス
MSCIACアジア・インデックス
S&P先進国REIT指数
などなど
少し探しただけでもいくつも見つかります。
その国のベンチマークであったり、
世界的なベンチマークであったり、
REITのベンチマークであったり、
投資信託の運用先によって種類が違います。
ベンチマークがないという投資信託も
もちろんあります。
この場合独自のリサーチを丹念に行っているはずなので
公表資料も多いところかどうかが目安となります。
その場合、資料をよく読んだり、運用会社や証券会社で開催される説明会に参加することで
どんなものなのか自分で理解する努力は必要だと思います。
投資信託は買ったら終わりではなく、購入後も見続けることが大切です。
ベンチマークと比べて
購入した投資信託が下振れしているか上回ることができているのかをみたり
下振れした理由、上振れした理由が何なのかなどを運用している会社の資料を見て確認することになります。
こういったことが載っている資料は「運用報告書」といいます。
ベンチマークとしている指標が、過去どんな動きをしていたかを知ると
指標がある投資信託であれば、どんな動き方になるのかを先に知ることができます。
また、ベンチマークとしているものの銘柄やその配分が公表されていて
それと同じような組み合わせで投資信託が作られていること
これを知っておけば「鬼に金棒」だと思います。