ベターライフスクエアでは
<個人のためのねんきん作り>をサポートすることで
将来の漠然としていたお金の不安を軽減しています。
確定拠出年金だけでなく、NISAであっても
それ以外であっても
ひとつの金融商品(投資信託)を購入したら
そのあと交付される書類があります。
運用報告書といいます。
運用報告書は
運用開始時から発行されているので
その投資信託が設立された過去のものも見ることができます。
運用報告書は、決算に合わせて交付されます。
決算=分配金が発生するときとなりますが
分配金は
毎月分配型の投資信託、
3か月ごとに分配金が発生するものもあったり
1年に2回分配金が発生するものもあります。
1か月に1回の分配金がある投資信託の場合
運用報告書を毎月作成するのはとても大変なことです。
分配金が発生する=決算が到来するのが
6か月未満の場合
6か月に1度運用報告書を作成する
というルールがあります。
一例として
ニッセイ外国株式インデックスファンドの
運用報告書を見てみたいと思います。
決算が1年に1回、11月20日なので
去年の決算状況が見れます。
1年の間で基準価額が当初いくらであったか
決算になっていくらになったかが出ています。
期首(決算1年間のスタート時)12526円
期末(決算時)12964円
投資信託は増えたり減ったりするものなので、
この1年の間の変動要因について説明が書かれています。
ここはよく見た方がいいところです。
自分の投資したお金がどんな理由で
増えたのか、減ったのかということをここで理解します。
1万口における手数料がいくらかかったかを確認できます。
今回の場合は71円かかっています。
・信託報酬
・売買委託手数料
・有価証券取引税
・その他費用(監査費用)(その他)
この投資信託の場合
決まっている指数に連動するよう運用を行うものなので
ベンチマーク騰落率を見てみるとその状況がわかります。
高ければ連動していない、低ければ連動するように運用されている
といえます。
分配金が生じている場合
ここに書かれています。
理由があり状況を考えて分配金を見送る場合もあります。
分配金は投資状況によっては出てしまうとよくないこともある訳です。
次の決算に向けて運用会社がどんなふうに運用していくか書かれています。
急に予定が変わった場合、投資していた資金を引き揚げてしまう人もいるので
純資産総額に影響が出てしまいます。
ここもよく見ておいた方がいいところです。
投資している運用先の上位銘柄について
どんな配分をしているのか
それ以外に
・資産別配分
・通貨配分
・国別配分
その他
目論見書で見た内容の確認などができます。