お金と心理について書いています。
今日はオプション価格についてです。
ちょっと難しい話になってしまいますが
オプション取引というのが金融市場に存在します。
オプション取引は権利の取引になります。
30万円のM社のパソコンを買う権利を
今1000円で購入するという感じです。
オプションの場合もしこのパソコンが20万円になってしまったら
30万円で買う権利をやめて20万円で買うことができます。
やめて、ということは1000円は捨てることになりますね。
オプションには売る側と買う側がありますが
これは買う側の立場になります。
こういう取引をした金融商品が
一般的に流通しています。
例えば債券に特約を付けたものだったりします。
ぱっとみると
金利が高いからと思うのですが
実は複雑なものが入っている金融商品にすることで
その中には複雑なオプション取引の計算の結果生み出された
手数料も加えられた商品になっています。
買う側には
比べようのないものが両方入ってしまっているので
分からなくなっています。
「投資をしたいが損は避けたい心理」のある人に
条件を見せることで漠然とした「これなら大丈夫」と思わせる方法となります。