一戸建ての住宅ローン相談を
お受けしているベターライフスクエアです。
今回はご相談内容を少し紹介したいと思います。
考え方をこれで知ってもらえればと思います。
<相談内容>
固定期間が終わるというお知らせが銀行から届きました。
どうしたらいいかわからないので、とりあえずお知らせの手紙をもって
銀行の窓口に行きました。
これから先もまた固定期間が決まったものにしたほうがいいでしょうか。
それとも、金利が低い変動金利を選んだ方がいいでしょうか。
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固定期間が終わるということは、1年や3年、5年、10年といった期間限定で
<金利が何パーセント>と決まっている住宅ローンを選んでいた人です。
ちなみに、この期間を決めた時は返済額で決めたようなので
今回も同じようには考えているそうです。
5年間と比べて下がっている状況で
返済額を同じくらいと考えるなら、
5年前のものよりももっとローンの元本を減らすことができます。
今のほうが利息が付いていないからです。
変動金利だと、
金利は10年固定に比べて利息の違いが0.5パーセントほどの差が
あります。
その分元本の減りも早いです。
とはいえ、現在は
固定金利でも変動金利でも好条件の住宅ローンがそろっています。
(手数料なども含めて比べないとダメですよ)
変動金利を選んでも、
金利が上がってきたときの対応ができるように
資金準備や、金利切り替えの手順をひととおり考えておくことができるならば
金利上昇のリスクを減らすこともできると思います。
その前に大切なのは、
あなたの家のライフイベントの把握です。
子供が大きくなって支出が増えるようなことがある
家のリフォームで大きな資金が動く可能性がある
病気になったときの保障を準備していない
というように、
現実におこること、
何かあった場合のこと
をまず確認してクリア。
そのあとに
金利を変動金利にするかどうかなど
検討される方が、
住宅ローン返済を選びやすくなる最適な内容になると思います。