以前だったら保険に入れなかった人でも
 加入できる保険が増えてきています。
もっとも有名なのは
 引受基準緩和型という名前のついている保険です。
主に、医療保険やがん保険で販売しています。
また、こういう名前はついていないものの
 契約者の払込免除がないタイプであれば
 子供のために加入できる
 学資保険もあります。
これも言ってみれば
 病気の経歴によって
 学資保険に加入してあげられないと考えた
 親向けに販売されたものになりますよね。
そして、住宅ローンの団体信用生命保険にも
 引受基準緩和型のような団体信用生命保険があります。
こちらも保険会社で加入する生命保険のように
 保険料は高めになっています。
そして最後に
 少額短期保険という形で
 今まで入れなかった人でも
 加入できる商品もでてきています。
平成28年3月末で、
 85の事業者があります。
少額短期保険の場合
 保険内容や保険会社の事業について
 条件があります。
・大きな保障は準備できない。
 (例えば死亡保険であれば300万円以下であることなど2018年の3月末まではこれよりも緩和されている)
 ・保険期間は基本が1年以内であること(第二分野となる損害保険はは2年以内)
 ・1年間の収容保険料が50億以下であること。
 ・一般の保険会社のようにクーリングオフがあること。
 ・生命保険と損害保険の兼営ができること。
 ・一般の保険会社のように責任準備金などの財務基盤を整えること。
 ・一般の保険会社のように保護機構の加入はなくてよいこと。
などのルールの範囲内で提供しています。
商品も、ぱっと目につくだけでも
自転車の保険
糖尿病の方の保険
ペットの保険
オーナー向けの入居者万一の場合の片付けや室内修繕、葬式のための保険
知的障がい、発達障がいの人のための個人賠償や権利擁護の保険
と様々なリスクに対応しています。
健康な人の保険もあるのですが
 一般の保険に加入しても保険料はそれほど大きな差がないので
 選ぶ必要はないでしょう。
このように、さまざまなリスクに備えて
 保険商品も多く存在しています。
選択できるものが出てきたとしても
 本当にあなたに必要なものがどれなのか
 気を付けてみていく必要があることに変わりはありません。
 