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NISA恒久化 NISAやiDeCoはじめたいならシミュレーション

NISA(ニーサ)恒久化 NISAやiDeCo(イデコ)で資産運用をはじめよう

 

「未来のお金を準備するために資産運用をしよう」と思ったら、なにからはじめたらいいか考えてみましょう。

こんな方におすすめ

  • NISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)は利用したい
  • どの投資商品を選べばいいか基準がわからない
  • よく見る銀行や証券会社に口座開設をしてみようか
  • SNSで公表してる人の投資結果を見てると「これでふやせる」と思ってしまう
  • 中長期でふやしていきたい
  • どういう手順で進めればいいかわからない

 

まずシミュレーションから

 

どの段階であっても、資産運用を始める前に考えることがあります。

 

それは「シミュレーション」です。

行動が早い人が資産運用をはじめても、
どの方向に向かって進んでいるか定まっていなければ成果もはっきりできません。

全く行動できない人の場合も、何らかの目標がなければ進んでいくことは難しいです。

 

そこでシミュレーションです。

・遠く(長期)の目標設定

・目の前(短期)の目標設定

があります。

 

まず長期の目標設定を行います。

短期的、具体的には1年や2年で資産形成は一喜一憂するものではないこと。
資産形成について多少でも知っている人ならば分かると思います。

あなたの最終的なゴールは長期とまずは考えましょう。

 

いくら必要なのか

「1000万円かな…」

「年金2000万円問題」

「いや3000万円はないと不安」

金額のめどはついているでしょうか?

ぼんやりと「1000万円かな」「5000万円かな」と考えてしまいがちですが、
結果が伴わず実現が難しい資産運用計画になります。
仮でもかまわないので一度金額設定をしてみましょう。

 

以下の2つを確認することで、実現しやすい金額に近づいていきます。取り組んでみましょう。

 

1つめ 国の年金で受取予想額を確認する

 

誕生日のある月に毎年届く「ねんきん定期便」を見て金額の確認をしましょう。

ねんきんネットというサービスを使うとより詳細な情報になります。
気負いすぎるとやることも増えてしまうので、まずはねんきん定期便でいいと思います。

 

2つめ 未来のためにためているお金や保険を探す

 

「働かなくなったときのため」いう未来のお金として、準備しているものはあるでしょうか。
ここからはあなたのためにすでに持っているお宝探しとなります。

財形年金、一般財形、社内預金、個人年金保険、社内の確定拠出年金など、ひとまとめにしてみましょう。
「こんなところにもあったのか」
「意外とあった!」
と感じる人もいるかもしれません。

自動的に貯め続けた成果は確認をしないと無意識になりがちです。
このような機会を通じて
「がんばってきたな」という自信にもなると思います。
確定拠出年金は現在の資産内容を把握しておきましょう。
見方が分からなければ、コールセンターなどが備えられているので聞いてみましょう。
コールセンターは電話がかかりにくい状態の場合があります。
保留時間になにか別のことができる状況を作るなど工夫をして上手に時間を使いましょう。

 

これら2つをまとめて合計してみましょう。→これをSとします

 

仮ぎめで必要な生活費を計算する

 

毎月の生活費が月25万円だとして、85歳まで生きた場合など
仮ぎめの年齢と現実的な生活費を出してみましょう。

ここで大切なのは、仮ぎめを2つにしないことです。
年齢も生活費もぼんやりしていると、
現実味がより低くなってしまうからです。

何歳まで生きるかという年齢は分かりませんが、
生活費のイメージはつく
と思います。
できることは現実的な数値にすることがポイントです。

25万円×12ヶ月×(65歳から85歳までの20年)の生活費とした場合
6000万円となります。→これをGとします

必要な生活費から

先に算出したG(必要な生活費)から
S(既に準備できている資産や年金)を差し引きます。
これが今後資産を増やす目標額になります。
 

いつまでに必要なのか

 

もしあなたが40歳であればいつまでに準備したいでしょうか?
60歳なら20年後。65歳までなら25年後です。

 

期間が長ければその分余裕があります。
期間が短ければ、いろいろな工夫をしていく必要も生じます。

 

目標が決まったらシミュレーション

 

「いつまでに」「いくら」が定まったら、シミュレーションしてみましょう。

参考になるウェブページのご紹介です。
金融庁のNISA特設サイト内にある専用ホームぺージです。

ここでシミュレーションができます。
出典 金融庁 ウェブサイト
資産運用シミュレーション
金融庁 ウェブサイト

 

ここで「毎月いくら積み立てる」を選んでみましょう。

 

ここのボタンです。

 

 

先ほど考えた「いつまでに必要」を入れます。

15年であれば、「積立期間」のところからスクロールして「15」を選びます。

次に、同じく先ほど考えた「いくら必要」を入れます。

1500万円であれば、「目標金額」のところに「1500」と入れます。

真ん中にある「想定利回り」はまず初めは適当に入れてみてください。今回は3%にしておきます。

「計算する」ボタンを入れると毎月積立金額が「66,087円」となります。

 

このような画面です。

 

 

これが、15年後に1500万円準備したい場合の
「毎月積立金額」と「想定利回り」になります。

 

ここまでどう?

 

シミュレーション結果が現実的ではない場合

 

もし、現実的な毎月積立金額が出た場合、
次に想定利回りを構成するための運用商品選びに進みます。
これについては別のところでご紹介します。

 

思ってたより毎月の積立金額が多くなってます。

 

積立額は年間でみるといいよ。賞与があるなら1年のうちに2回は増やそうとかね。
併せて普段のお金使いについて、収支の見直しからはじめるといいよ。

 

 

想定利回りを上げる

資産運用をするための運用商品選びの際、値動きの幅がより広く(リスクがより高めに)なります。
より増える可能性もありますが、下がる可能性もあります。

 

 

目標期間を延ばす

15年であった期間をより長めにします。

これによって、毎月積立金額が少なくなる、想定利回りが低くできるなどの効果があります。

期間を延ばすと生じる空白期間に働く機会を増やすなども同時に行います。

 

 

毎月積立金額を増やす

66,087円の積立金額よりも多く積立をします。

これによって目標期間を延ばさなくて済みます。
1年単位の収支によっては、「家計の支出見直し」を
同時に行わないと難しいこともあります。

 

 

目標金額を減らす

目標金額を減らせば、毎月の積立金額も、積立期間も買えなくてすみます。
その代わり予定している金額に届かないため、
元気なうちに収入を増やす機会をつくる、家計の収支を見直すなどを同時に行う必要があります。

 

目標設定をすることは簡単ではありませんが、このように簡単に確認ができるシミュレーションがあります。

NISA向けではありますが、投資目標の設定をするのにも役立ちます。ぜひ活用してみましょう。

 

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