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iDeCo(イデコ)と小規模企業共済

個人事業主の資産づくり iDeCoと小規模企業共済を知ろう

 

個人事業主が資産形成をするときに
活用したい制度として
個人型の確定拠出年金(イデコ)と小規模企業共済を紹介します。

資産形成は3階建て

確定拠出年金制度は、
国で推進している資産形成のひとつです。

1階部分は国民年金から
2階部分は厚生年金から

3階部分は企業型の確定拠出年金、
個人型となるiDeCoなど
自らで投資先を選び
資産運用をしていく部分となります。

資産形成をしながら
節税もできる制度は活用していきたいところです。

小規模企業共済

3階建ての資産形成の中で
3階部分としてあげたいと思います。

小規模企業共済は
個人型の確定拠出年金(iDeCo)とともに
「小規模企業共済等掛金控除」となる
所得控除として使えます。

個人事業主は
第1号被保険者または
任意加入者となります。

第1号被保険者の掛金

・最大掛金
小規模企業共済  月7万円(500円単位で設定)
iDeCo 月6万8000円(1000円単位で設定)

・最小掛金
小規模企業共済 月1000円(500円単位で設定)
iDeCo 月5000円(1000円単位で設定)

2つの制度の特長

特長として

・小規模企業共済
掛け金を担保とした貸付が受けられる
(一般貸付で10万から2000万円:掛け金の7割から9割の範囲)
安定した資産づくり
自動的にためていくことが可能
退職・廃業時に受け取り

・iDeCo
ものの価値が上がったときや、経済が成長していれば効果がある
引き出しはすぐできない(60歳から75歳までの間)
自分の裁量で運用をする
マイナス運用の機会も発生する

があります。

小規模企業共済の運用利回り状況

 

小規模企業共済は投資状況の公開もしています。
(2024年6月現在で確認)

利回り状況(年)
2018年 0.99%
2019年 ‐0.07%
2020年 5.26%
2021年 1.40%
2022年 0.36%

2つの制度のいいところを併用してみる

特長がそれぞれ違う2つの制度、
両方とも享受することは可能です。

併用してスタートもできるので
「おいしいところどり」も検討してみましょう。

 

 

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