初心者が自分のお金を投資をするときに見るところは
運用成績ではありません。
初心者は運用成績がよいからという理由だけで
商品を選ぶのは避けた方がいいでしょう。
ある金融商品に初心者が投資した場合
お金が増えたり減ったりするのにドキドキしてしまい、
いつ売ったらいいのか
いつ買ったらいいのか
ということで、
今までの穏やかな日々の暮らしに混乱を起こしてしまうからです。
成績がいいという金融商品は
手数料が高いものでもあります。
運用成績や分配金といった点をアピールするのは
アクティブ運用をする投資信託です。
でも、運用ですから
価額が上がるだけでなく下がることもあります。
そして、そのような投資信託でも人気がなくなると
総資産額が減り続け、運用成果が上がりづらくなります。
それもそのはずです。
投資信託は2016年2月末で9977本もあります。
(うち一般に広く売られているのは5876本)
総資産額が減ってきて
運用が難しくなったと判断された場合
期限を設けて、時価に応じた価額で償還されたり
クローズドといって、その投資信託の新規受け入れを取りやめることもあります。
一人では投資できない会社に対して、
多くの投資家が集まって投資できるのが
投資信託の良いところなのですが
初心者がアクティブ型の投資信託を選ぶのは
避けた方がよいと思います。
もし窓口で何かおすすめされたら、
「アクティブ型ファンドですか?」
と聞いてみてください。
初心者のあなたの助けになると思います。