八王子でねんきんづくりコンサルティングをマンツーマンで行っています
ベア―ライフスクエアです。
海外旅行にはじめていくと
日本の良さが分かったりします。
海外の人から見ると日本の文化が
随分広まってはいるものの
まだまだ日本のことを知らない自分に気づくこともありますよね。
日本のいいところ、そうでもないかな?というところを
知るには
海外のデータを見てみるのもいいと思います。
例えば消費者物価指数。
モノの値段が変動している状況を知ると
この国は値段が上がっているんだなあと
わかります。
その国に行くと、為替も関係してくるので
為替の状況によっては
結構高くつく旅行になってしまうことも。
そして政策金利。
政策金利は景気が良いと高くなり
景気が悪いと低くなります。
景気が悪いと金利は下がるので
お金を借りて何かをしようと思う人が増え
お金が流れるということも。
さて、年金生活と言われればタイといわれたこともありましたが
今は物価が上がって大変なようです。
例えばインド、ベトナム、タイ、フランス、アメリカの5か国を見てみましょう。
消費者物価上昇率は
タイ 0.2%(2016年)
ベトナム 2.7%(2016年)
フランス 0.18%(2016年)
米国 1.3%(2016年)
政策金利は
タイ 1.50%(2016年)
ベトナム 6.50%(2016年)
フランス 0.00%(2016年)
米国 0.4%(2016年)
今度は3年分のデータを各国ごとに見てみます。
1年単位で見たら、ちょっとしか上昇していない国であっても
その前にさかのぼると上がってきたんだな、上がっていたけれど少し下がっているな
ということも確認することができます。
政策金利
3年の推移(左から 2014年 2015年 2016年)
インド 8.00%→6.75%→6.25%
タイ 2.00%→1.50%→1.50%
ベトナム 6.50%→6.50%→6.50%
フランス 0.05%→0.05%→0.00%
アメリカ 0.1%→0.1%→0.4%
消費者物価上昇率
3年の推移(左から 2014年 2015年 2016年)
インド 5.8%→4.9%→4.5%
タイ 1.9%→△0.9%→0.2%
ベトナム 4.1%→0.6%→2.7%
フランス 0.51%→0.04%→0.18%
アメリカ 1.6%→0.1%→1.3%
政権が変われば政策なども変わることもあります。
「最初はこの国に住んでいるとモノの値段が安いと思ったけど
この頃そうでもないな」ということもあるかもしれません。
長い期間暮らしていった場合
ずっと同じ暮らし、ずっと余裕のある暮らしというのは
どの国であっても成立するものだとは言い切れません。
何も考えずにのんびり暮らす贅沢というのは
なかなか難しいことのようです。
データ出所:日本貿易振興機構(ジェトロ)Web「国・地域別ページ」
インド
https://www.jetro.go.jp/world/asia/in/stat_01.html
タイ
https://www.jetro.go.jp/world/asia/th/stat_01.html
ベトナム
https://www.jetro.go.jp/world/asia/vn/stat_01.html
フランス
https://www.jetro.go.jp/world/europe/fr/stat_01.html
米国