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相談事例 お子さんがいないご夫婦 将来を考え整理 終活をはじめたい

お子さんがいらっしゃらないご夫婦。
お葬式や先祖のお墓のことが気になりだした方のご相談です。

 

相談事例その14 元気なうちに終活を進めたい

 

相談者Nさん

Nさんは60歳に近づいてきた方です。
普段の生活はとても楽しく、毎日充実しています。
健康面の自信もあります。

どんなきっかけで気づきが生まれたか

年金受取りについてのニュースから、
「受けとる年齢を遅らせると年金額が増える」ことに目が留まりました。

自分のことに照らし合わせてみると、
70歳から80歳の間は「病気の心配なども出てくるだろう」という気持ちがよぎりました。

突然何かあっても困らないよう、暮らし全体の整理整頓をと考えました。
インターネットで見た宇宙葬のニュースなど
お葬式の形もいろいろあり、もっと調べてみたいと思いました。

しかし心配なことがあります。

・お葬式やお墓は自分が亡くなった後である。
・夫婦どちらが先に亡くなっているかもわからない。
・子どもがいない
・誰かにお願いしなければ希望通りのことをしてもらえないかもしれない。

希望通りの日常生活ができるよう、
自分たちが元気なうちに進めたほうがいいと思い、こちらに来られました。

 

先祖のお墓の状況と今後の考えを確認

それぞれのご両親より上の方、ご先祖のお墓の話と
今後のお墓についてどうお考えなのかを伺いました。

自分たちの気持ちとしては、
自分の後は手間がかからないようなお墓の方がいいと思っています。

ただ、それを親たちに理解されるかどうかは
帰省などの際、会話の中で聞いていくことにしました。

 

亡くなった後の形式も進化

お墓の管理状況、お葬式状況が多様化していることをお伝えしました。

ご本人も宇宙葬を知っていらっしゃるため、
現在のお葬式やお墓についての状況は示していただいています。

同じような様式でも費用の形態や、契約内容が細かく違っているので
気に入った内容があれば同じような業者さんを見つけてみましょう。
いくつか見てみると「何があって何がないか」が分かるので選別しやすくなります。

 

特長あるお葬式は見に行っています

お葬式例として、個人的に海洋葬の見学に行った時の資料をお見せし、
インターネットではわからない細かな特長をお伝えしました。

今回の海洋葬のように、実際に見学や体験ができるものは当事務所でもリサーチを行っています。

ご紹介も可能ですが、「行ってみたいけれど不安」という方には当事務所で同行もできます。

 

ノートでまとめてみよう

亡くなる前の段階も様々です。

それぞれの名義で

・資産状況

・病気等になった場合の治療希望

などありますが、
まとめるのは気が引けます。

まずエンディングノートという形で記入をするためのお手伝いをしました。

 

まとめ

 

普段の暮らしの中では目の前のことしか見ていなかった人は多いものです。
ノートをまとめることで、誰でも気付くこと、思い出すことがあります。

今後想定できる不安に早く気づき、
ひとつずつ不安から安心の暮らしへ前進していきましょう。

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