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相談事例 毎月の貯金 教育費を含めるとこのペースで将来足りているのでしょうか

相談事例その17      毎月の貯金 教育費を含めるとこのペースで足りているのでしょうか

 

相談者Qさん

Qさんは4人家族です。お子さんがまだ小学生と中学生。
貯金は出来ています。

今後の進路を考えると教育費はこれから大きくなります。

貯金のペースがこのままで大丈夫なのだろうか?
子どもの教育費が払えたとしても
自分たちの退職後の老後のお金が不足するのでは?
という心配をしています。

 

ライフプラン作成で可視化する

 

ライフプラン作成で今後のお金の流れを見える化しました。
何事でもそうなのですが、漠然としている場合
いつまでたっても不安は消えません。

・普段の生活以外のことにお金がかかる時期(私立への進学、大学の入学、親の介護費など)
・今までと収入が変わる時期(雇用条件の変更 退職が近い 年金支給がはじまるなど)

これらが近づけば近づくほど不安になります。

完璧を目指さなくてもいいので、大まかな数値でも金額でも構いません。
まずは見える化をします。

お子さんの進路によるかかるお金、期間の差を確認

 

お子さんの進路によって
かかるお金の大きさも期間も変わります。

理系ならば、医学系ならば、浪人は何年OKなのか、海外に行くのか、就職は?
など
親目線でも構いません。なかなか考える機会はないものです。

兄弟姉妹がいる場合、期間も、大きなお金が重なるときもあるかもしれません。
これらについても早めに確認することが大切です。

今後の収入予定 年金の予定を確認

 

今後の収入や将来受け取れる年金額などをライフプラン作成で入れていくことで
不足する時期、安心できる時期がひと目で分かります。

普段はその日、その週、その月のことで手一杯になりがちです。

もっと長期間でお金の流れを見たり、計画を立てることで
余裕を持ったお金計画を立てることができます。

現段階で一度見ておくことで実感していただくことができました。

 

自分で払っている老後目的の契約についても確認

 

年金は国の年金として払っているものはもちろんですが、

・会社で天引きしている財形年金
・保険会社で加入している個人年金
・確定拠出年金
・確定給付年金
・イデコ
・NISA

などは、ライフプランに反映させることができます。

どの契約がどんな目的で入ったものなのか、改めて確認していただく機会です。

お子さんの独り立ち後の金融資産の状況

 

今貯金できているペースを維持すると、
お子さんが独り立ちする予定の時期に貯金はどうなっているのか?金融資産額の確認ができます。

ライフプラン作成によって、現時点ではどうか?こんなふうにルールを変えたらどうか?など
様々なパターンを考え、自分の未来の暮らしへの満足度を上げていくことができます。

退職後前後の収入変動を想定する

 

会社を退職してからの金融資産の減少についてですが、
このままの生活スタイルのままだとご本人が思っていた以上に減少額が大きくなりました。

日頃の生活の支出を引き締めること、
固定支出の見直しができそうなものがないかなどを一緒に考えます。

これは必要な資料をお持ちいただき確認しながら対応します。

まとめ

 

支出が整えられれば、貯金のペースは今よりも上がっていきます。
この方の場合、まだ退職予定の年齢まで15年以上ありました。資金面でも問題ありません。
資産運用に取り組んでみるのもいいと思います。

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