つみたてNISA 選べるかどうかはジャムの選び方で分かる?
つみたてNISAの現在(2020年4月)
2017年のつみたてNISA、開始前の状況は以下でした(2017年)。
商品数は10月には100本、インデックス系ではないものは14本、合計114本でした。
12月13日現在は114本。インデックス系だけで114本です。
インデックス系ではないものは15本。
そして、10月にはなかったものとしてETF(上場投資信託)が3本追加となり、
全体で132本でした。
181本のうち半数近くが新たに作られたもの
現状のつみたてNISAは、様々な試行錯誤を経て以下のような状況です。(2020年4月)
商品数は181本あります。
内訳として156本がインデックス系、18本がアクティブ運用系、ETF(上場投資信託)が7本でした。
これらのうち、インデックス系は新たに作られやすく増加しています。
アクティブ運用系は値動きが機械的ではないタイプです。
アクティブ運用でつみたてNISAに選ばれるためには、運用開始から5年経過したものであるなど、選ばれるまでのルールがあります。
181本のうち新たに作られているものは90本あります。
つみたてNISA開始からの年数を考えると運用実績がまだ浅いものもあると言えます。
取扱事業者を見てみると、全国で564社あります。
「あの信金と取引あるから」「いくつも持ちたくないから」という理由でまとめようとする人もいるかもしれません。
しかし、つみたてNISAや住宅ローンは「まとめればいいよ」というほど、お得なことがあるわけではないのが実情です。
ジャムをどうやって選んでるか?という質問
TEDというオンライン型のプレゼンテーションメディアは
ご存知でしょうか?
ここで以下のような話されているのを見たことがあります。ジャムと確定拠出年金の話でした。
確定拠出年金もつみたてNISAと同じく、日本では進められている資産形成をすすめるための制度として企業内で導入されています。
また、個人で行うideco(イデコ)は確定拠出年金です。運用商品を選ぶという意味では同じです。
日本ではまだ浸透していない時期から、海外では確定拠出年金制度は歴史のあるものになっています。
あるジャム売り場の話
TEDで話されていたのは
・数を少なくして販売しているお店
・たくさんのジャムを置いて販売しているお店
この2つの店の話になります。
「このジャムが欲しいの」と決まっている人にはたくさんジャムが置いてあるほうが、探して見つけられる可能性が高いと思う
だから満足度が高い。
「どれという風にジャムを決めていない」という人や、「特に奇をてらわずにイチゴジャムでいい」という人には、たくさんあると悩むと思う。
だから選べず困ってしまう。
奇をてらわないイチゴジャムでも、
「ちょっと酸味が高めのものもありますよ」
「ベリー系が好きならイチゴの種類だけでなくいくつかありますよ」
「イチゴ以外にベリー系のミックスもありますよ」
こんな風に言われたらどうでしょうか。
きっと、決められず困ってしまうと思います。
これを、「確定拠出年金で利用する運用商品を選ぶ」場合の比喩として話されていたのです。
スタートに立つ場合、見直したい場合はここからはじめよう
もし下の状況に当てはまるのであれば、このジャムを選ぶ場合のお客さんの立場と同じ状態です。
・どんな目的なのか
・どんな手順で運用商品、口座開設する場所を決めていくか
・自分で定めておくことは、どんなルールなのか
これらを具体的にしてからはじめて、やっとスタート位置にたてるわけです。
ジャムのように試食はないのです。
・作られている成分を知ること<運用商品の中身>
・どんな使い方があるのか考えること<つみたてNISAの使い方>
・つくっている会社の気持ちを知ること<選んだ運用商品の会社、つみたてNISAの口座を作っている会社を知ること>
ジャムで例えると、こうなります。
つみたてNISAをする上で、スタート時点を立つ場合でも見直す場合でも、このようなことがあるでしょう。
・つみたてNISAをはじめたいと思っている。
・つみたてNISAをはじめたいけれどどうやって手続きをしていったらいいのか不安である。
・つみたてNISAをはじめたいけれど、どの商品がいいのかわからない。
・つみたてNISAをはじめたいけれど、どれくらい投資しても大丈夫なのか自分の許容範囲の見極め方がわからない。
・つみたてNISAをはじめたいけれど、どの窓口(銀行や証券会社、ネット系銀行、証券会社など)に行ったらいいのか決められるポイントを知りたい。
このような方は、お金の専門家である当事務所でマンツーマンサポートで悩まず進めていきましょう。