投資商品を分散する GPIFはどう運用しているか
働かなくなっても安心の資産づくりを
<具体化>
<投資目標づくり>
<仕組み化>
で負担を減らすサポートをしています。
どれだけの利回りを目指すかで投資先は変わる
投資先と資産全体で
どのような資産配分にするか。
これを決めると
1年でどのくらいの利回りになるのか
数値が出てきます。
これが投資目標づくりとなる
利回りになります。
有名な資産運用先を参考にする
投資目標は
自分で決めるものなので
自由すぎるあまり
頭の中に描けないものです。
そういう時に
参考となるのが
国の年金を運用しているGPIFです。
GPIFは年金積立金の運用をしています。
資産配分の基本軸は
以下のようになっています。
債券
国内債券 25%
外国債券 25%
株式
国内株式 25%
外国株式 25%パーセント
(2020年4月からの方針 5年ごと更新:次回は2025年4月)
運用利回りの22年間の推移
運用利回りの推移は以下のようになっています。
GPIFの場合収益率の意味は運用利回りとは少し違うのですが
今回のように下がったり上がったりする結果と
平均で何パーセントというのが分かればいいと思います。
GPIFの利回りの中で
年金積立金の運用実績の推移を見てみます。
(単年度収益率)
平成13年度 1.94パーセント
平成14年度 0.17パーセント
平成15年度 4.90パーセント
平成16年度 2.73パーセント
平成17年度 6.83パーセント
平成18年度 3.10パーセント
平成19年度 マイナス3.53パーセント
平成20年度 マイナス6.86パーセント
平成21年度 7.54パーセント
平成22年度 マイナス0.26パーセント
平成23年度 2.17パーセント
平成24年度 9.56パーセント
平成25年度 8.23パーセント
平成26年度 11.62パーセント平成27年度 マイナス3.64パーセント
平成28年度 5.48パーセント
平成29年度 6.52パーセント
平成30年度 1.43パーセント
令和1年度 マイナス5.00パーセント
令和2年度 23.98パーセント
令和3年度 5.17パーセント
令和4年度 1.42パーセント
平成13年度から令和4年度の平均収益率は3.6パーセントです。
引用 厚労省ホームページ 年金積立金の運用状況について(PDF版))より
途中でマイナスになったりプラスになる幅が
マイナス6.86パーセント
プラスで23.98パーセント。
ならしてみたら
約3パーセント台となっているとわかります。
まとめ
今回は年金の運用が
過去から今までどう推移しているかを参考に紹介しました。
自分の運用でも同じこと。長期運用とは
マイナスの時もありプラスの時もあり。
じっくりふえていくものなのです。
今が当たり前と思わないこと。
増減はあるけれど続けていれば
じっくり増えている、という事実が
分かると思います。
あとは選び方です。
「投資先」の選び方には気を付けてみましょう。