専業主婦のメリットデメリット フリーで仕事をする働き方
長い人生を生きて行く間にはいくつものライフサイクルがあります。
結婚後に専業主婦を選んだときのメリット・デメリットについて紹介したいと思います。
専業主婦が収入を得ることを再開する方法
今専業主婦でいて今後は働こうと考えているならば、
方法はいくつかあります。
今回は自分でモノやサービスを提供する働き方です。
自分で仕事をつくって働く
つまり自分で売れるものを考え、収入をつくるということです。
いわゆるフリーランスや個人事業者になります。
税務上では「個人事業主」と記載します。
<参考>
日本の事業規模で個人事業者が含まれる小規模事業の割合
大規模事業 0.3パーセント
中規模事業 13.2パーセント
小規模事業 86.5パーセント
経済産業省 中小企業白書2014年版 2019年度の小規模事業者の動向より
個人事業主やフリーランスの特長
・働く時間を自分で決められる
・雇用契約がない
・収入は自分で得られるように行動する
・自分の提供するサービスやモノの値段は自分でつけられる
・給与に変わる売上計算や厚生については自分で考え業務をする
・仕事上の契約は自分で確認する
・仕事に対する責任は自分だけ
どんな仕事があるのか
自分で売れるもの、サービスを作り提供していく人は拡大しています。
・プログラマー
・ライター
・ウェブサイト作成
・アーティスト
・YouTuber
・コンサルタント
・トレーナー
・クリエイター
・セラピスト
ITの普及やSNSの広がりにより、以前はなかったような仕事もあります。今後も新しい発想の仕事は作られ続けるでしょう。
フリーランス 個人事業主は確定申告
開業届を税務署に届け、仕事をスタートします。青色申告をするかどうかは自由です。
様々な経費なども記帳し、最終的な所得がいくらになるかを年間でまとめ次の年に確定申告を行います。
よく「年間20万円以下であれば申告は不要」と言われますが、「所得税について」の申告は必要はないという意味です。
住民税の申告は必要で各自治体に提出します。
複数の所得がある場合は確定申告によって所得控除などを行い、最終的な所得や社会保険、税金が決まります。
扶養の状況に応じて社会保険も変更
世帯主が会社員か個人事業主かにより、社会保険にも違いがあります。
世帯主が会社員で扶養の条件の範囲の場合
会社員の場合、扶養になる状況かどうかの申告を世帯主の勤務先に行います。
過去ではなく未来の申告です。毎年なので収入予定として提出、収入額が変わるようであればすぐに変更の手続きをします。
健康保険:世帯主勤務先の健康保険の被扶養配偶者
年金保険:第3号被保険者
となります。
世帯主が個人事業主の場合
妻が個人事業主となるため、夫と妻それぞれで社会保険に加入ということになります。
健康保険:国民健康保険
年金:国民年金保険
健康保険料(税)は世帯主でまとめられ、通知書で届きます。
まとめ
小さなことからでも自分の持っている能力や才能を活かす工夫をすれば
個人事業主やフリーランスの仕事からスタートしてみるのもいいかもしれませんね。