マイナス金利の影響で(とちゃんと理由を出している保険会社で)
今後最低保証となっている予定利率が下がるから
一時払い終身保険を購入した方がいいのか?という不安が
ちょこちょこあるようです。
そもそも一時払い終身保険は何のために加入するのでしょうか?
一番の効果となるのは
「相続対策」です。
特定の人の名前で受取人を指定しておくので
保険の対象となる人が亡くなった時に
希望する人にお金を渡すことができます。
よくあるのは、不動産はたくさんないけれどその名義は一人にしたい。
他の人には不動産があげられないから
保険を準備しておくことで不動産の所有についてのいざこざを抑えたいという場合。
また、不動産が大きすぎて特定の人に渡したいのだけれど
その後の不動産維持のための資金がその人には足りないからそれを補いたいという場合。
こんな感じで、特にお金持ちでなくても普通の人が相続対策で使います。
マイナス金利だから
貯金の感覚で一時払い終身保険に急いで入らなければと
考えることは、
窓口でおすすめされた話法に乗ってしまっているだけです。
ぼやっとした貯金という感覚で加入するならば
やめておいた方がいいと思います。