収入が高ければ受け取る年金も多いのでしょうか

年金制度を考えると

国民年金は払う保険料は一定
受け取る年金額も最大いくらと固定しているイメージですね。

会社員の人は厚生年金保険料を払っているので
お給料とともに保険料の額が増えます。
(報酬の何パーセントというような割合なので)

そうすると受け取る年金も
増えるというイメージでしょうか。

つまり

お給料が多ければ年金保険料もたくさん払っている
だからその分年金を受け取るときにも十分反映されるはずだ。

そういう風に思っているならば
考え方を変えた方がいいと思います。

厚生年金保険料はいくらまで払うのが最大なのでしょう?

標準報酬月額でみると1等級は9万8000円
最大の等級は30等級で62万円です。

報酬月額が60万5千円以上ならば、同じ保険料となります。

30等級の人が納める保険料は事業主と折半なので
本人だけで約55266円です。

昭和30年4月2日以降に生まれた人が
現在の料率で計算された年金を受け取る場合を考えます。

厚生年金の計算式で
この人が40年間最初から収入68万円と高く、
厚生年金保険料をかけていた場合

厚生年金から支給される老齢厚生年金
以下のような金額になります。

平均報酬月額×1000分の5.481×40年(480月)
平均報酬月額68万円の場合
68万×1000分の5.481×480月

年金額178万8000円
月単位で約15万円となります。

これに国民年金を40年払って老齢基礎年金を満額受け取った場合
平成28年度年金額として78万100円
つまり月単位で約6万5000円となります。

合計で20万円ちょっとです。

この人が年金を受け取るまで払った保険料は2652万円です。

月20万円を毎年受け取っていった場合
65歳から11年ちょっとでいわゆる<元が取れる>
という感じです。

受け取る期間を考えるとそんなに悪い話ではないと思いますが、
実際払った保険料が高ければ高いほど
年金はたくさんもらえるという感じでもないですね。

収入が60万円以上あった人が果たして20万円で生活できるでしょうか?
いきなりは難しいことですよね。

お給料から年金をたくさん払っているから
自分は大丈夫だ。

思い違いをなくし、確認をして、早めに準備をしてもらえればと思います。

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